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古九谷再興を志した豊田伝右衛門は、九谷古窯に隣接して窯を開いたが、九谷の地を去り、ここ山代越中谷に築窯。文政九年に初窯を焚いた。以後藩政時代は、宮本屋窯、九谷本窯(山代窯)と続き、明治以降も、波乱曲折を経ながら受け継がれてきた。
先年これら諸窯の重層した窯跡が発掘され、仕事場を含めた周辺と共に整備された。この地を訪れた人々には、再興九谷にかけた先人の深い志しと、180年に及ぶ継承の歴史を目のあたりにすることができると思う。
平成15年4月
九谷焼窯跡展示館
館長 北出不二雄(元金沢美術工芸大学学長)
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